【初心者必見!】コーヒーの基礎知識 焙煎度の正しい決め方

フクちゃん
生豆を買ったけど、どの焙煎度にすればいいか迷っちゃうよー!
店員さん
大丈夫。焙煎度に正解は無いから好きにやっていいんだよ。
フクちゃん
でも、せっかくだから美味しいコーヒーを飲みたいんだ。焙煎度を決める方法って何かあるのかな?

 

店員さん
うん、美味しいコーヒーを飲むために焙煎度を決める事はとても重要だね。それじゃ焙煎度の決め方を勉強してみよう。

焙煎の基本法則

焙煎する時に、忘れてはいけない重要な法則があります。

その法則は

「浅煎りにすると酸味が目立ち、深煎りにすると苦みが目立つ」

焙煎度バランス

 

単純ですが、この基本法則はとても重要です。

 

すべてのコーヒーは酸味と苦みのバランスで成り立っています。

 

店員さん
この法則を覚えておけば焙煎に限らず、お店でコーヒーを注文する時にも役に立ちます。

 

豆の特徴を知る

コーヒー豆には産地や精製方法によって様々な個性があります。

 

やたら酸味が突出していたり、苦み成分が際立って目立つ豆が存在します。

 

そんな個性あふれる豆でも共通する項目もあります。

全ての豆に共通するもの

それは、どのコーヒー豆にも必ず酸味と苦み成分は含まれているという事です。

 

豆によって異なる酸味と苦みのバランスを知れば、焙煎度は簡単に決める事ができます。

 

店員さん
酸味と苦みのバランスを理解して、基本法則に当てはめるだけです。

焙煎したコーヒー豆

基本法則と豆の特徴を組み合わせた焙煎

浅煎りは酸味が目立ち、深煎りは苦みが目立つ」と基本法則でも説明しました。

 

酸味と苦みのバランスを何も考えず、酸味が特徴の豆を浅煎りに焙煎してしまうと酸っぱくて飲めないコーヒーが完成します。

逆に苦み成分が多い豆を深煎りにしてしまうと苦すぎるコーヒーができてしまいます。

 

つまり、基本法則と酸味、苦みのバランスを考えた焙煎をするならば

酸味が目立つ豆は深煎りにして酸味を抑え、苦みを加える。

苦みが目立つ豆は浅煎りにして酸味を残しつつ苦みを抑える。

上記の様な焙煎がバランスの良い、無理のない焙煎になります。

 

店員さん
酸味と苦みのバランスがとれたコーヒーは美味しいですよ。
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コーヒー豆の焙煎度 基礎知識

豆の特徴の見極め方

フクちゃん
基本法則と豆の特徴を理解して焙煎度を決めるって事はわかったよ。けど豆の特徴はどうやって調べればいいの?

 

店員さん
豆の特徴は「見た目」や「色」によっておおよそ見極める事ができるんだ。下の表を参考にしてみて。
豆の厚み含水量クロップ※1
酸味の強い豆
(深煎り向けのコーヒー)
厚い多いニュークロップ
苦みの強い豆
(浅煎り向けのコーヒー)
薄い少ないオールドクロップ

※1 ニュークロップ(当年度産のコーヒー)、オールドクロップ(前年度より以前に獲れたコーヒー)

 

店員さん
以上の事を理解すれば、豆も時間もムダにならずに効率よく焙煎できるようになるよ!

 

フクちゃん
よーし!それじゃさっそく焙煎してみる!

まとめ

焙煎度の正しい決め方、参考になったでしょうか?
人によって味覚の違いがあるので一概に焙煎度を決めつけることはできませんが、好みの焙煎度を見つけるには効率が良いと思います。下記に今回の内容をまとめました。

印の題名をクリックすると同ページ内の見たい場所まで移動できます。

焙煎度の正しい決め方

基本法則

「浅煎りにすると酸味が目立ち、深煎りにすると苦みが目立つ」


基本法則と豆の特徴の組み合わせ

酸味が目立つ豆は深煎りにして酸味を抑え、苦みを加える。

苦みが目立つ豆は浅煎りにして酸味を残しつつ苦みを抑える。


特徴の見極め方(①豆の厚み ②含水量 ③クロップ)

酸味の強い豆・・・①厚い ②多い ③ニュークロップ

苦みの強い豆・・・①薄い ②少ない ③オールドクロップ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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