【２０２３年最新版】「営業届出」申請方法　コーヒー豆販売するなら絶対必要！

出典：厚生労働省ホームページ　（https://www.mhlw.go.jp/content/000835032.pdf）

コーヒー豆販売に必要な「届出」とは

今も昔もカフェや喫茶店など飲食を提供するお店は「営業許可」が無いと経営できません。でも２０２１年５月３１日まではコーヒー豆だけを販売する場合「許可」は不要で誰でも販売することができました。

しかし、この制度は１９７２年（昭和４７年）から見直されておらず、現代に合わなくなってきたので実態に応じた整備が行われました。

そこで営業許可業種を見直し、新たに届出制度の創設を行いました。

新しい制度により、要許可業種は３４業種から３２業種に見直され、該当した場合は必ず営業許可を申請して、許可をもらわないと営業することができないようになりました。

出典：「営業許可業種の見直しの考え方」（厚生労働省）（https://www.mhlw.go.jp/content/000772316.pdf）を加工して作成

「営業届出」を申請する前に

営業届出はＷｅｂで申請することができます。しかしその前にやるべきこと、決めることがいくつかあります。

その１「名称、屋号」「メールアドレス」を決めておく

「名称、屋号」はショップ名です。申請後の変更も可能です。

「メールアドレス」は連絡がつけば何でもＯＫです。

その２「食品衛生責任者」になろう

営業届出を申請するにあたり「食品衛生責任者」の選任が必須になっています。

食品衛生責任者は基本的に誰でもなれます。最も一般的なのは各都道府県で行われる講習会受講すれば資格を得ることができます。

その３「ＨＡＣＣＰの考え方を取り入れた衛生管理」を作成する

簡単に説明すると食品衛生管理の手法です。

食品衛生責任者養成講習会でも説明があります。

全日本コーヒー協会が手引書を丁寧にを作ってますので作成しましょう。

手引書はこちら

「営業届出」申請方法

厚生労働省「食品衛生申請等システム」へアクセスします。

アカウントの作成～登録完了

「アカウントの作成はこちら」をクリックし、初めにアカウントを登録します。

基本情報を入力します。オレンジ色は必須項目、青色は任意項目です。

「次へ」をクリックします。

引き続き基本情報を入力していきます。

「確認」をクリックします。

登録内容を確認します。

何度も繰り返しますが、事業形態が「個人」になっているか確認してください。

「登録」をクリックします。

この画面に切り替わります。

ログインＩＤは登録したメールアドレスになっていると思います。

登録したメールＢＯＸに「アカウント登録確認通知」が届いていますので、赤枠のＵＲＬにアクセスします。

画面が切り替わりますので「アカウント有効化」をクリックして下さい。

これでアカウント登録は完了です。

「営業届出」情報登録

右上に名前が出ていることを確認します。

引き続き「営業の届出」をクリックします。

下にスクロールしてください。

「新規営業施設」「新規届出」をクリックします。

下にスクロールしてください。

営業施設情報を入力してください。

「名称、屋号又は商号」の欄は決めていたお店の名前を入力してください。

「主として取り扱う食品又は添加物」の「選択」をクリックします。

「名称」に「コーヒー」と入力し「検索」します。

下の一覧に「ばいせんコーヒ・・・」を「選択」してください。

内容を確認してください。

次に「営業の種類／届出情報」にある「＋」をクリックして「新規」「コーヒー製造・加工業（飲料の製造を除く。）」を選択してください。

引き続き情報を入力していきます。

「食品衛生責任者の情報」は資格を保有している責任者の情報を入力します。

「開示情報確認」はデフォルトで構いません。

「確認」をクリックします。

登録内容を確認し・・・。

最後に間違いが無いか見直し、「登録」をクリックします。

「整理番号」を確認して「登録完了」

画面が切り替わり「整理番号」が表示されます。念のためメモをしておきましょう。

プロフィール「履歴一覧」のステータスに「届出内容確認待ち」が表示されますので、保健所が確認しますので１週間ほど待ちます。

ここで何か問題や記入漏れがあれば保健所から連絡が来ますので修正してください。

無事に確認が済み、ステータスに「受付済」が表示されたら登録は終了です。